🇲🇽ティオティワカン2️⃣クーガの絵~月のピラミッド

  🌞太陽のピラミッドから「死者の大通り」を🌜月のピラミッドに向かって歩いている途中に、外で唯一の当時の色が残っているクーガが見られます。そこは、あとから増築したので、雨などから隠れる形になり、BC200~AD700年の色が残っているんです。すごくないですか?誰も落書きしたり、悪いことをしたりしなかったのが、驚きです。

 ここで初めて、ピラミッドは、もともと色がついていたことを知りました。どんな色をつけたのだろう。僕なら青一色💙にするな。風化しても形はしっかり残っています。そして、進んだ数学や天文学などの知識がないと、とても造れない建築だそうです。人間は、どの時代でもすごい天才がいたのだと思いました。

 「死者の大通り」を歩いていたら、野良犬もいました。日本では、ないなぁと思います。世界遺産の中で、放置のようでした。おおらかなのか、雑なのか、僕にはわかりません。そう言えば、犬や猫がお菓子屋さんやお店やさんやレストランにいます。普通に一緒に暮らしています。お客さんも、特に何も思わないようです。

 月のピラミッドにも登れます。ここが「死者の大通り」を抜けて一番ドンツキにあります。ここに登るのが一番きつかった。一番上まで登れます。そして、太陽のピラミッドよりさらに怖かったです。考古学者のガイドさんは駆け降りてました。「すごいっっ。」と思った瞬間、階段から転がりかけてました。びっくりしました。そして僕も大分高いところから、まっ逆さまに落ちそうになりました。怖くて降りられない😦と同じツアーの人も言ってました。とにかくつかまるところがないです。

 階段を上がっていって、一番上はいろんな色の石が埋め込んであります。そして、ものすごい風が吹いています。画像は、YouTubeに上げているので、見てください。僕が撮ったビデオは、体感はできると思いますが、船酔い注意です。僕と一緒に、登った感覚を味わいたい人だけ見てください。

 こけそうになったのは、呪い👿かもしれません。ここ、月のピラミッドからその下の月の広場にかけてトンネルが見つかり、恐ろしい((((;゜Д゜))) 発掘品が見つかったそうです。その発掘には、日本人も関わっていて、杉山三郎先生です。人や動物、ピューマ、狼、鷲、鷹、ガラガラヘビなどが、生き埋めにされていたそうです。生け贄だそうです。それらが、100以上見つかったからです。人も人柱のように手を後ろ手にくくられた状態や胴体から切り離された頭蓋骨も見つかったそうてす。

   月のピラミッドの横のジャガーの神殿とケツァルパパロトル神殿に行きました。そこには、当時の色が残っています。行ったときは「ここは何なんだろう?何で極彩色の蝶々なんだろう?」くらいしか、わかりませんでした。そして、日本に帰って調べました。ケツァル(鳥)、パパトル(蝶)の意味だそうです。そして、ホラ貝を吹くジャガーとかが見所なんですが、ちゃんと見た覚えがありません。やっぱり調べてから行かないと本当にもったいないです。「🐈に小判」「🐴の耳に念仏」「🐖に真珠」です。

 今、思えばあの考古学者のガイドさんは、本当にすべて見せてくれたなぁと思います。あの人のあつく語る顔は、忘れないです。多分スペインの顔ではなく、アステカ、もしかしたらこのティオティワカンを造った子孫なのかもしれません。