🇲🇽世界遺産クエルナバカとタスコ

 クエルナバカは世界遺産です。「ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群」です。クエルナバカとタスコのツアーに参加しました。

 クエルナバカとタスコは、ゆっくり廻りたかった。一年中花が咲いている「常春の街」で、「コロニアル風の美しい町並み、パステルカラーの可愛らしい建物は、スペインの古都のよう」だそうです。クエルナバカでは、あまり実感できませんでした。でも、タスコで見られました。タスコでかわいい宿をとって、どちらもゆっくり廻るのがベストだと思いました。残念。

  メキシコがスペインに征服されたのが、1521年で、クエルナバカのアステカ建築を破壊した跡に、エルナン・コルテスが宮殿を建てたり、クエルナバカ大聖堂や「ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群」を建てた。これらのスペインの建築が、コロニアル建築というそうです。アステカの建築を壊して使ったので、コルテス宮殿の中には、アステカの名残りの遺跡もあるそうです。

 行ったのは、世界遺産のクエルナバカ大聖堂、Former convent of San Bernardiono of Sienaです。「ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群」の一部です。スペイン人が入ってきて、布教のために造られました。

🔰👀 コロニアルcolonialは植民地の形容詞形で、国によって意味が少し違うようです。中南米では、スペイン統治時代を指し、白い建物でベランダがついているなどの建物を言うそうです。(ウィキペディアより)

 1597年に豊臣秀吉が、カトリックの日本人信徒たちとメキシコ人神父を一人、長崎へ送り、礫刑に処した。そのフレスコ画が、描かれています。ガイドさんが、僕たちを日本人と知って、僕たちをフレスコ画まで連れていき、長崎と日本人とのつながりを説明してくれました。長崎にもこのキリシタンの処刑の記念館があるそうです。そして、クエルナバカは大阪府箕面市と国際有効都市だそうです。身近に感じます。

 タスコは、山の上にあり、魔法のように魅惑的な場所の称号「Pueblo Magico 魔法の村」を持っています。石畳の狭い、入りくんだ坂の町です。白い町に、白いフォルクスワーゲンビートルのタクシーが、ちょこまか走り続けます。坂道だらけなので、タクシーが必要なのだと思います。またまた、道に迷って時間に間に合わないので、必死に走りました。それで、タクシーは必要だと思いました。

 山頂のキリスト像が目印となっています。銀の発掘で栄えており、至るところ銀の店ばかりです。僕は銀には興味がないので、「他のおすすめの店は?」とガイドさんに聞いたら、「8割りがた銀の店だよ。」と言ってました。ママも興味がないので、二人で町をうろつくことにしました。

  最初、銀の店Plateria Tonoに連れていかれ、プレゼンを聞いたけど、高いし、興味がないので、その辺をうろつきました。それから、Zocalo Taxcoへ。

Zocalo Taxco タスコの記念碑

 タスコの町は可愛らしくて、横道がたくさんあって、とても楽しかった。節約しているので、お菓子と先住民族(かな?)の作った木のスプーンを買いました。朝のコーンフレーク用です。坂道に、駄菓子やハンドメイドの木の食器を並べていたり、メキシコ料理店、ベーカリー、調剤薬局、ピザ、医療品店、タトゥーショップ、ピザや、タコス、いっぱい店がありました。安いし、交渉しだいでなんとかなりそうです。

 あと、ガイドさんが、説明してくれたのですが、よくわからない怪しい彫像がありました。処刑か何か、拷問されているような像が3体です。なにかの祭りがあるとか言っていたような。またわかり次第知らせ申す。